動物園🐅の救護室で気づいた“伝える力”の本質

「看護師として動物園で働いています」
そう話すと、だいたい最初に「えっ、動物の世話ですか?」と聞かれます😂

でも実際に私が向き合っているのは、人間のほう!
転んだ子どもの擦り傷や、熱中症気味の来園者、体調を崩したお年寄りなど、毎日いろんな人が訪れます。

この救護室で過ごす時間は、ちょっと特別なんです。
病院のように診察台があるわけでもなく、長い説明をする余裕もない。
だからこそ、“短い言葉で正しく伝える力”が求められます。

「消毒した方がいいですか?」
「冷やせば治りますか?」
そんな何気ない質問に、どうやったら不安を残さず答えられるか。

気づけば、私はここで“伝えることの本質”を何度も考えていました。
そしてそれは、ライターとして文章を書くときにもまったく同じなんです。

目次

🏥 動物園の救護室で出会う“リアルな声”

動物園の救護室に来る人たちは本当にさまざまです。
転んで膝をすりむいた子ども、日差しの中で立ちくらみを起こしたお年寄り、ちょっとした体調不良で不安になって訪れる親御さん。

朝から体調悪いのに遠足に来て熱を出す子…(これは子供のためにも勘弁してほしいです😥)


病院とは違って「気軽に立ち寄れる場所」だからこそ、会話の中に“リアルな声”があふれています。

「少し休めば治りますか?」
「とりあえず消毒した方がいいですよね?」
「冷やせば大丈夫ですか?」

医療現場では当たり前のことも、一般の人にとってはわからないことばかり。
そして、そういう“素朴な疑問”の中にこそ、伝えるべきテーマが隠れていると感じます。

この場所で話していると、知識を「教える」よりも、「共有する」ことの大切さに気づくんです。
相手の生活に寄り添いながら、押しつけにならない伝え方を選ぶ。
そのやりとりの積み重ねが、結果的に“理解してもらえる”瞬間につながっていく。

それはまるで、文章を書くときと同じ。
ただ情報を並べるだけでは届かない。
相手の状況や気持ちを想像して、言葉を選ぶことが、伝える上でいちばん大事なんだと思います。

相手と同じ目線で…🕊️(おかげて立ったりしゃがんだりで膝が痛いです)

💬 難しいことを“正しく、でもやさしく”伝える大切さ

「擦り傷には消毒液」
昔からよく聞く言葉ですが、実は今は少し違います。
本当は“流水でよく洗う”のが基本。

でも、救護室でそれをそのまま言うと、「え?じゃあこれまでやってきたことは間違いだったの?」と驚かれる方も多いんです。
そんなときに気をつけているのは、伝え方。

正しい知識を伝えるのは大事だけど、相手の中にある考えを“否定”しないこと。
「実は最近はね…」「今はこういう考え方になってきてるんですよ」と、やわらかい言葉に変えるだけで、受け取られ方はまるで違います🍀

大切なのは、相手が“安心して受け取れる言葉”を選ぶこと。
正しさだけを押しつけると、人は耳をふさいでしまうけれど、
やさしく伝えると、「そうなんだ」と素直に受け入れてくれる。

その瞬間に、「伝える」と「伝わる」の違いを実感します。
言葉を届けるって、ただ説明することじゃなくて、相手の理解まで見届けることなんですよね。

✍️ その経験がライティングに生きている

救護室での経験は、そのままライターとしての仕事にもつながっています。

記事を書くとき、私はいつも「この文章を読む人は、どんな気持ちなんだろう?」と想像するようにしています。
専門用語を使えば正確に書けるけど、それで“伝わる”とは限らない。
それは救護室で「消毒はもう古いんですよ」と伝えたときの空気感と同じなんです。

だから記事でも、「正確さ」と「やさしさ」の両立を意識しています。
たとえば医療記事なら、専門知識をわかりやすく噛み砕いて、日常に置き換えて伝える。
心理やライフスタイル系の記事なら、少し肩の力を抜いて「一緒に考えてみよう」というトーンで書く。

どんなテーマでも共通しているのは、「読者の理解をゴールにする」こと。
読む人が「なるほど、そういうことか」と納得してくれたら、それが一番うれしい瞬間です。

動物園で出会った来園者たちが、会話の中で少しずつ安心していったように。
文章の中でも、誰かの不安をほどくような言葉を届けたいと思っています。

🌿 私がこれからも大切にしたいこと

「伝える」というのは、一方通行じゃないんですよね。
相手がどう受け取るか、どんな気持ちで聞いて(読んで)くれるかを想像してこそ、初めて“伝わる”になる。
救護室でも、記事を書くときでも、私がいちばん大事にしているのはそこです💗

これからもきっと、新しい知識や言葉のトレンドはどんどん変わっていくと思います。
でも、その変化の中でも「誰かが理解しやすい言葉で伝える」ことはずっと変わらない。

私はこれからも、動物園で人と話す時間も、記事を書く時間も大切にしていきたいです。
どちらも私にとっては“伝える練習の場”だから。

そして、読んだ人が少しでも「安心した」「わかりやすかった」と感じてくれるような、
そんな言葉をこれからも書いていけたらと思っています🍃

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