デジタルレトリバーのデスク上がやかましいライター代表・マユモトによる偏愛シリーズ第2弾!今回は、ここ数年で巷を賑わせまくっている『カプセルトイ(ガチャガチャ)』がテーマです。
最近、商業施設や駅周辺など、あちこちに設置されているカプセルトイたち。中には発売日(入荷日)を予告して、整理券を配布するような人気アイテムもありますよね。
その熱狂ぶりを見ていると、もはや“子どものおもちゃ”という範疇を超えて、大人たちのコレクションアイテムとして確立されていることがわかります。
本記事では、そんな“カプセルトイ沼”についてお話していきます。読み終わった頃には沼にどっぷりと浸かっている…なんてことにならないように、ライトめにお話しますのでご安心ください。
カプセルトイは回しはじめると止まらない

皆さんはカプセルトイ…いわゆる“ガチャガチャ”を回したことがありますか?誰しも、人生で1回くらいは回したことがあるんじゃないでしょうか。
幾ばくかの100円玉を投入し、ハンドルを「ガチャ、ガチャ」と回すあの瞬間…このワクワク感は、大人になっても色褪せることがありません。
筆者・マユモトが子どもの頃は、カプセルトイは親の許しを得て、特別な時にだけ回して良いものでした。スイミングの検定を頑張った日とか、誕生日とか。お小遣いを握りしめて、どれにしようかと目を輝かせていたあの頃がああ懐かしい。
そんな幼少期を経てなんとか社会人になった今、実はカプセルトイ回し放題人生になってしまったんです(当たり前ですが、自分が稼いだお金の範囲内で)。するとどうでしょう。カプセルトイを回す手が止まらない、止まらない…。お目当ての子(賞品)をお迎えできるまで回し続ける“悪い子”になってしまいました。
この「お迎え」という表現、ヲタク気質な人々の間では割と一般的な言葉なのですが、それくらい熱意をもって接している方が多いということなんです。
マユモトはその気持ちが強すぎて、デスク上がえらいことになってます。ほんまに。
デスク上のフィギュアってモチベーションでありステータス?

では、ガチャガチャっと回してやっとお迎えした子たちは、どんな場所でどんな風に過ごしていくのでしょうか。飾って愛でる場所、これこそが次の課題です。
私マユモトの場合はですが、仕事用PCを置いているデスク上にフィギュアたちを並べています。しかし、デスクのスペースが足りなくなってきたため、テレビ台の上や車のダッシュボード的なところにも置いています。
正直なところ、部屋のあちこちがフィギュアたちに占領されつつあるのも事実。どこかから「これ以上増やさないでね」という言葉が聞こえてきそうですが、それはもう「聞こえなーい!」案件なのです…そろそろ真剣に収納方法を考え直さねば。
なぜ、主にデスク上なのかというと、お仕事の勤務形態がフルリモートのため、仕事中のモチベーションを維持する重要な役割を彼らに担ってもらっているからです。好きなものに囲まれて仕事をすると、ふとした瞬間に視界に入る愛らしい姿に癒され、もうひと頑張りしようという気持ちになるんですよね。
そして、超絶勝手で個人的なイメージなのですが、仕事のデスクにフィギュアをズラッと並べている方って、シゴデキ(=仕事ができる人)な雰囲気を醸し出していると思いませんか?
整頓されたデスク上に、綺麗に並べられたフィギュアたち…。マユモトにとってフィギュア収集は、自分の中の理想の自分に近付くための手段のひとつなのかもしれません。ほんまに?
フィギュアとぬいぐるみって捨てられない

カプセルトイのフィギュアや小さなぬいぐるみたちは、基本的に手のひらサイズだから場所を取らない…というのは、完全なる机上の空論です。デスク上の話だけに。
数を重ねれば、あっという間に部屋を圧迫していきます。そして、フィギュアやぬいぐるみたちには、そのひとつひとつにお金を使った以上の思い出や、感情がこもっているためなかなか手放せません。
「この子をゲットするために、お店をハシゴしたな」
「これは、たまたま出先で見つけて回したら、一発で目当ての子が出てくれたラッキーな子だ」
…などなど、ころんとしたカプセルから出てきたエピソードが、鮮明に頭の中に残っています。この子たちがここにいるだけで、その時の楽しかった記憶が蘇ってくるんです。
そのため、たとえ飽きてしまったとしても、思い切って捨てるという選択肢は非常に取りにくいものです。
もちろん、フリマアプリなどで手放すことも可能です。でも、私にはできない…。
だってかわいそうやん!!
結果、フィギュアたちは部屋の片隅で静かに増殖を続けていくのです。それもまた愛おしいと感じるのは、コレクターの性なのかもしれません。
結論:そのために働いている

さて、カプセルトイ沼の深さについてお話してきましたが、結局のところこの趣味は、
・無限に増える
・際限がない
・お金がかかる
という三拍子揃った、大人ならではの贅沢な遊びです。
「また買ったの?」
「もう飾るところないじゃん」
「そろそろ回すのやめといたら?」
という周りの声も当然理解できます。しかし、マユモトはカプセルトイを回すのを止められません。理由はいたってシンプル。
「お迎えした子たちのことが大好き」
この一言につきます。
仕事で疲れた時、フィギュアたちに囲まれていると、心から癒されます。この一瞬の安らぎを得るために、日々の仕事を頑張っている、と言っても過言ではありません。
そう、結論としてマユモトは、今日も明日も、カプセルトイを回すため、そしてお目当ての子をお迎えして愛でるために働いています。そしてきっとこれからも、新しいフィギュアたちがマユモトのデスク上や部屋のあちこちへと増殖していくことでしょう。
いつかお家全体がフィギュアで埋め尽くされる日が来るかもしれませんが…それもまた醍醐味なんです。そんなカプセルトイ狂になってしまう理由が、少しでもこの記事を通して伝わっていたら嬉しいです。
皆さんもどうか無理のない範囲で、カプセルトイの楽しさを体験してみてくださいね!
★マユモト偏愛シリーズ第1弾の記事はこちら→「古着って何なん?古着屋に入るのちょっと怖いかも…という人に向けた記事」


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