私の思う「ライターあるある」5選

ライターを名乗りはじめてかれこれ10年ほど。

日々の中で「これってもしかして職業病?」と思うことがあります。

そこで、今回は私が思う「ライターあるある」を5つご紹介します。

ライターをしている方には共感していただける部分があればうれしいです。

そして、ライター以外の方にもライターの仕事をほんの少しだけ知っていただけたらうれしいです。

目次

①SNSにアップする文章をやたらと推敲する

おそらくライターや広報などを仕事にしている方なら、共感していただけるはず!

私の場合はわりとサクッと文章を作るのですが、アップする前に「ん?もっと面白く書けるのでは?」と気になりだすんですよね。

そうなると、「もっと短く、面白く、キャッチーな言葉はないものか…」「フォントサイズも変えておこうか」とこだわりが止まらない。

画像を見てもらいたいインスタの投稿も、気づけば文章の方に注力してしまいがちです。

②人の文章に「赤ペン先生」したくなる

「赤ペン先生」、つまり添削です。

添削というと偉そうなので、言葉を濁しているだけです(笑)。

自分だって誤字脱字をしてしまうときはあるのに、「てにをは」が違っていたり、誤変換や誤用を見つけると指摘したくなるんです。

実際にはもちろん指摘も添削もしないのですが、探そうとしなくともミスを見つけてしまうのも職業病だと思います。

③インタビュアーも緊張する

私は年間で数十件のインタビューをしています。

静かな会議室や応接室で目の前にICレコーダーを置き、いざインタビューとなると「緊張する!」とおっしゃる方もたくさんいます。

でも、安心してください。

インタビュアーの私もしっかり緊張しています。

相手が学生であれ、企業の経営者であれ、芸能人であれ、見せないだけで実は緊張しています。

少しは相手の緊張をほぐせたら良いなと思いながら、楽しく会話できるように努めています。

④「どんな仕事しているの?」の答えが難しい

「ライターあるある」と言っておきながら、これは私だけかもしれません(笑)。

昔は職業を聞かれ「ライター」と答えると、「雑誌を作ってるの?」とよく聞かれました。

最近では同じ答えに対して「Webライターなの?」と聞かれることが増えました。

私はどちらも当てはまるようで、当てはまらないので答えに困るんです。

雑誌は作っていないけれど、パンフレットの制作に携わってはいる。

Webコンテンツのライティングはするけれど、それに特化しているわけでもない。

考えてみれば、ライターと一言で言っても、ジャンルによって仕事内容も働き方も本当に多様なんですよね。

⑤インタビュー内容が良すぎて原稿にまとめるのに苦戦する

つい先日も学生さんにインタビューしてきたのですが、一つひとつの質問に対して良い回答の連続だったんです。

その方の個性や人柄、抱えている想い、熱量をできる限り、そのまま文字にしたい。

それなのに、大まかなデザインが先にできていたり、あらかじめフォーマットが決まっている案件も多く、原稿には上限の文字数がある。

この取捨選択によく頭を悩ませています。

【まとめ】ライターって不思議な仕事だ

こうして記事にしてみると、改めてライターって不思議な仕事だなと思います。

得意・不得意はあれど、誰もが文章を書いた経験はありますよね。

それに、特別な資格は必要なく、「ライター」と名乗れば、誰でも、いつからでもライターになれてしまう。

誰にでもできるようでいて、意外と奥が深い仕事なんですよね。

自分の書く文章に頭を悩ませてみたり、人の誤植をめざとく見つけてしまったり、ときには緊張したり…。

そんなことを繰り返しながら、私は今日も仕事に励みます。

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