こんにちは!
デジレトライター【もろかのん】です。
以前は通勤するタイプのライターだった私ですが
在宅でライター業務をするようになってから1年。
今、ちょっと悩んでいること、あるんです。
座りっぱなし・仕事中にお菓子食べっぱなし・むくみっぱなしの毎日
じわじわと体重が右肩上がり…。
ある日の夕方、ふと手元を見たら——
結婚指輪、ムニッ…?
あれ?抜けないかも??
この瞬間の心臓のヒュッと感、わかりますか…。
涙目になりながら昔の記憶を探ったとき、
「そういえば私、元ブライダルリング専門店のスタッフだったわ」
ということを思い出したんです。
というわけで今回は、同じように焦っているあなたへ。
指輪が抜けないときの原因と正しい外し方を私と一緒にチェックしましょう!
指輪が抜けなくなるのは何故?

抜けない指輪…どうしよう?
まずは指輪が抜けなくなった原因から考えてみましょう。
※写真は筆者の指です。
むくみ
もっとも多い原因。
在宅ワークや長時間のPC作業で指がむくみ、
普段は余裕があるリングが急にきつくなることはよくあります。
「朝は入ったのに夕方はキツい…」は、むくみ民あるある。
朝は顔や上半身がむくみやすく、
夕方は疲労や水分によって手指がむくむこともあります。
つまり 朝も夕方もむくむタイミングがあり得るということ。
お酒を飲んだ翌朝。
夜更かししちゃった次の日。
お顔のむくみと共に指のむくみが…。
あるある!
この記事の後半ではむくみの解消方法についてもお話ししますね!
体型の変化
悲しいけれど、認めなくてはいけない現実。
体重が増えると指まわりにもお肉がつき
抜けなくなってしまいます。
また、女性の場合
妊娠出産で体型の変化があるので
その期間は指輪を外しておくのをおすすめ。
とくに出産時は、万が一の医療処置に備えて
事前に指輪を外すのが鉄則です。
(ちなみに私はいま、体型の変化で指輪が抜けず、 自分への戒めとしてこの記事を書いています…)
指輪の歪み
意外と見落とされがちですが、
指輪そのものがわずかに変形しているケース。
結婚指輪に使われることの多いプラチナは、
実はとても柔らかい素材。
つけっぱなしで家事をしたり、荷物を持ったりしていると、
気づかないうちに少しずつ楕円形になっていることもあります。
ほんのわずかな歪みでも、関節で引っかかって
急に「抜けない!」という状態になってしまうんです。
過去に運送業の旦那様の指輪が歪んでしまった!
というお客様もいました。
抜けなくなった指輪の外し方【5選】
焦って指輪を引き抜こうとしたら
ムニ!
指のお肉を一緒に連れて行ってしまうので余計に抜けません。
ちなみに私は普段、婚約指輪と結婚指輪の“重ね付け派”。
見た目は可愛いのに、いざ抜こうとしたときには地獄の難易度に。
しかも、焦って“2本まとめて抜こうとする”のは
絶対NG。
指輪同士がぶつかって動きが悪くなり、
指にも負担がかかって逆に抜けにくくなるんです。
重ね付けを楽しんでいる方は1本ずつ外すようにしてくださいね!
ここでは、できるだけ指に負担をかけずに外す方法をまとめました。
痛みや腫れが出る前に、落ち着いて順番に試してみてくださいね。
①指輪を持ち上げながらずらしていく
まずは基本の方法。
①指の根本(手のひら側)に逆手の指を当てて、指輪をそっと押し上げる

②指と指輪の間に、ほんの少しスキマができたら…
③そのスキマをキープしたまま、左右に揺らしながら指先方向へスライド


この時、第二関節(指のフシ)がしっかりしているタイプの指の方は
関節でひっかかっちゃう…!という場合も。
※写真は筆者の旦那様の指です。
その場合は、第二関節を軽く曲げて、
関節の丸みに沿うように指輪を動かすとスムーズ。

その際はハンドクリームをぬっておくと
摩擦が減るので痛みが少ないですよ。
第二関節さえ超えてしまえば指輪はほぼ外れます!
焦ってグイグイ引っ張ると指が赤く腫れて悪化するので注意!
②むくみが無い時間帯にチャレンジ
むくみは日中のコンディションで大きく変わります。
「全然抜けない!」なら、いったんやめて時間を変えるのも賢い判断。
朝のほうがむくみやすい人もいれば、夕方〜夜にむくむ人も。
比較的すっきりしているタイミングだと、
あれだけ苦労したのに「え、今は余裕…?」ということもあります。
急ぎで外さなければいけない状況じゃなければ、
指のためにも、気持ちのためにも、いったん時間を置きましょう。
(抜けなくて焦るとメンタル削られますからね!)
③糸を使って外す
いざという時の “糸テク”。
めちゃくちゃ頼れます。
細い糸を指に巻きつけて指を軽く圧縮し、
その糸の端を指輪の下からゆっくり引くと
糸が巻き戻されるようにしてリングが上に移動していく仕組みです。
ただし、指に負荷がかかるため痛みが出ることも。
無理は禁物です。
④指輪屋さんに駆け込み
プロに頼るのも立派な選択肢。
私がブライダルリング店で働いていたときも、
「抜けないんです…」
というご相談でご来店される方は意外と多かったです。
指輪が外れないのは
まったく恥ずかしいことじゃないので、
ぜひプロに相談してみてくださいね。
お店によっては、そのままサイズ直しにも対応してくれます。
購入店であればアフターサービスも使いやすいですよ。
⑤最終手段は消防署で切断してもらう
どうしても無理…
もう痛い、色が変わってしまった、腫れてきた…
緊急で外さないといけない!
そんなときは迷わず消防署へ。
✔ 腫れ、青紫、しびれ、強い痛み→早急に救急へ
リングカッターで安全に切断してくれます。
指が守られることが最優先。
極端な話、指輪は後からどうにでもなります。
(※修理が可能かどうかお店で要確認。
素材・デザイン・状態によってはもとに戻らない場合も…。
新しい指輪に出会うチャンス…って考えても良いかも。)
ちなみに、消防士の方に聞いたところ
消防署での対応は基本無料で予約は不要とのこと。
(※地域によるかもしれませんのでこちらも要確認)
リングカッターがある場所に限られます。
でも、やっぱり…
大切な指輪、切断という状況になる前に外しておきたいですよね。
なので、まずは日々のケアをしっかりしていきましょう!
指のむくみを解消しよう

指のむくみは、生活習慣を少し整えるだけで改善しやすいです。
ちょっとしたコツだけでも、普段の生活にも取り入れられますよ。
- 手をこまめに「パー」「グー」と開閉する
- 水分をしっかりとる(意外と大事。取りすぎはむくむ場合も!)
- 塩分を控えめにする
- 手首をゆっくり回す
- 作業の合間に立ってストレッチする
- ハンドエステを利用するのも◎
これだけでも指がスッキリしやすくなります。
……それでもダメなら、いっしょにむくみ改善がんばりましょう(涙)
【まとめ】指輪が外れなくても焦らない

指輪が抜けないとき、いちばん怖いのは
無理に引っ張って指を傷つけること。
そして、最悪の場合
大切な大切な指輪を傷つけてしまうこと。
落ち着いて原因を考えて、
できる方法から試してみてくださいね。
私のように、
「在宅ライター生活でむくみと体重が育った結果、指輪が抜けなくなった」
なんてことにならないように…。
あなたの毎日が、痛みなく、指輪もスルッと抜ける日々でありますように。
(ちなみに、今回私の場合…この記事を書きながら「①指輪を持ち上げながらずらしていく方法」で抜けました!)


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