こんにちは、メディアレトリバーのライター【もろ かのん】でございます。
二児の母としての日常や、今までのキャリアで培った経験を活かしながら、読んでくれた人の心をそっと支える文章を書いています。
今回は、少しだけ私の自己紹介をさせていただきますね。
子育ての日々とライターとしての暮らし
夏の名残を感じさせる、9月初めの夕暮れ
聞こえてくるのはサッカーボールの弾む音。
ふわふわのチュールのスカートを整える、まだ小さな小さなやわらかい手。
私は、12歳の息子と4歳の娘を育てる二児の母です。
「サッカーしか勝たん!」と汗だくでボールを追いかける息子と、
「ドレス以外は着たくない!」と毎日プリンセス気分の娘。
そんな2人に振り回されながら、にぎやかな日々を過ごしています。
正直、余裕のない日もあります。
洗い物の山、未読の通知、締切前の原稿…。
キーボードを打っていたら、いつの間にかお迎えの時間。
廊下に放り出されたランドセルと
泥だらけのサッカースパイクに、ため息。
でも、子どもたちのまっすぐな姿や小さな成長を見ていると、不思議と心があたたかくなり、「よし、もうひと踏ん張り」と思えるんです。
そんな日々の繰り返しが、ライターとしての私を支えてくれているのかもしれません。
ふとした気づきや感情をていねいに言葉へ。
個人の思いに寄り添う文章から、誰かに伝えたいストーリーを形にする記事まで、ひとつひとつ紡いでいます。
とはいえ、キャパオーバーになったり振り回されっぱなしだったりする毎日。
そんな育児のリアルも、いつかここでお話ししていけたらなぁと思います。
遠回りしてきたキャリアが今の強みに
ライターになる前の私は、いくつもの“人と向き合う”仕事を歩いてきました。
コンパニオンとして、人前で笑顔を絶やさず立ち続けた日々。
営業職で、数字に追われながらも「お客様に寄り添う」大切さを学んだ時間。
ブライダルジュエリー販売員として、人生の大切な瞬間に立ち会った経験。
パチンコ店スタッフとして、幅広いお客様と接しながら人との距離感を学んだ日々。
そのひとつひとつは決して華やかではないかもしれません。
でも、それは確かに「人の物語」に触れ、その人にそっと寄り添う時間でした。
とくに印象に残っているのは、お客様の人生の一瞬に触れた瞬間のこと。
ご結婚を控えたカップルが指輪を選ぶときのまっすぐな眼差し。
契約を迷っていた方が、納得して「お願いします」と笑顔を見せてくれたときの安心感。
そうした「人の物語」にそっと寄り添う経験の積み重ねが、今の私を形づくっているのだと思います。
私らしさを支えるもの
ライターとしての私を形づくっているのは、仕事の経験だけではありません。
母としての私。
ひとりの女性としての私。
そしてこれまでの経験。
そのすべてが、今のライターとしての仕事の引き出しになっています。
それから、日常のほんの小さな「好き」も、私を支えてくれる大事なものです。
ドラッグストアで新しいプチプラコスメを手に取るときの、あのちょっとしたドキドキ。
メイクをして鏡を見たら「なんだか今日の私、悪くないかも」って思えて、自然と背筋が伸びる瞬間。
舞台を観に行って、役者さんの歌声や息遣いに心を揺さぶられるときの熱。
キラキラとした夢のような美しい世界に触れる幸せなひととき。
そういうひとつひとつが、原稿にもしっかり染み込んでいる気がします。
比喩の温度、導入のリズム、タイトルの心地よさ。
読み手が思わず息を合わせて読み進めてしまうような“拍”を、意識しています。
文章でできること
そして、「誰かの背中を、ほんの少しでも押せるように」
それが、私がライターを続ける理由です。
読んでくれた人が、
「ちょっと気持ちが軽くなった」
「もう少しだけ頑張ってみようかな」
そう思える瞬間をつくれるなら、それが一番の喜びです。
だから今日も、キーボードに向かっています。
「この言葉が、どこかの誰かに届きますように」そんな気持ちを込めながら。
最後に
ここまで私の自己紹介を読んでくださり、ありがとうございます。
遠回りしてきたキャリアも、母としての日常も、私の小さな好きやときめきも。
その全部を力に変えて、これからも「共感」と「安心感」を大事にした文章を届けていきたいと思っています。
にぎやかな日常のすきま時間に、ひと文字ずつ灯りをともしていきながら…。
どうぞよろしくお願いします。
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