地方に住むインドア女子がサッカー観戦にハマった7つの理由【そうだ スタジアム、行こう。】

こんにちは!メディアレトリバーのライター【もか】です!

突然ですが、私の趣味はサッカー観戦です。地元・佐賀のサッカーチーム「サガン鳥栖」を応援しに、週末はほぼ毎回スタジアムに行き、ときには県外にも行きます!

この文章を見て、私のことを「アクティブな人だな」と思った人もいるでしょう。

しかし、タイトルにもあるとおり私は根っからのインドア人間であり、サッカーどころかスポーツの経験もありません。

そんな私が、なぜサガン鳥栖のサポーター(熱心なファン)になったのか。今回は、地方在住のインドア女子がサッカー観戦にハマった理由を7つ紹介します!

(女子と言える年齢かどうかは微妙ですが、そこは多めに見ていただけますと幸いです…)

目次

推しを身近に感じられる

地方に住んでいると、好きなアーティストのライブやイベントが都市部で開催されることが多く、「なかなか推しに会いに行けない…」という悩みはありませんか?

仕事をしている社会人はともかく、学生さんはなおさら推しに会うハードルが高いですよね。

Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)は全国に60チームあるため、オフシーズンを除けば毎週どこかしらで試合があります。

地元のスタジアムで試合が開催される「ホームゲーム」だけでも月に1〜2回、多いときは3回もあり、気軽に推しチームや推し選手の応援に行けるのです!

試合がないときでも、練習見学やチーム主催のイベントに行けば推し選手に会えます。運がよければサインがもらえるかもしれません!

ほかの推し活に比べてチケット代が安い

Jリーグはほかの推し活に比べて、チケット代が安い傾向にあります。

株式会社Oshicocoの調査によると、アイドルやアーティストのライブのチケット代は「5,000円~10,000円」です。

出典:【Oshicoco推し活調査『推しペディア』】ライブのチケット代はいくらまで出せる!?オタクのチケット事情を解明!

一方で、Jリーグのチケット代は席の種類やチームによって異なりますが、1試合につき3,000円〜5,000円程度(※筆者調べ)です。

都市部より収入が低くなりやすい地方に住んでいても、推し活を続けやすい価格帯だといえます!

さらに、小学生以下はチケット代が無料のチームもあります。家族連れにも優しいですね。

大声を出してストレスを発散できる

在宅ワークをしていると、なかなか大声を出す機会がありません。「ストレス発散のためにカラオケに行くのも面倒だし、歌える曲が少ない…」という人もいるのではないでしょうか。

Jリーグのスタジアムに行けば、大声を出して応援できます!

スタジアムにいる人たちは目の前の試合を見ているので、大声を出しているからといって変な目で見られることもありません。

とくに応援の熱が一番強い「ゴール裏」は、サポーターが飛び跳ねながらチャント(応援歌)を歌っています。周りも大声を出しているので、恥ずかしがる必要はゼロ!

もちろんゴール裏じゃなくても叫んでいる人はいますし、ゴールが決まればスタジアム全体が歓喜に包まれます。

スタジアムは日頃のストレスを思いっきり発散できる最高の場所です!

スタジアムグルメ(スタグル)が美味しい

スタジアムで販売されているグルメ「スタグル」は各チームが力を入れている部分であり、地元の名店や特産品、スタジアムでしか食べられない限定グルメが食べられます。

ここで、サガン鳥栖のホーム・駅前不動産スタジアムのおすすめスタグルを3つご紹介します!

  • ブラックモンブランソフト

佐賀の名物アイス「ブラックモンブラン」をソフトクリームにした、スタジアム限定グルメです。

  • イカのタレ焼き

佐賀の呼子(よぶこ)で有名な回転イカのタレ焼き。スタジアムでも回っています!

  • 夢を語れラーメン

佐賀県鳥栖市にある「夢を語れ 鳥栖総本店」の二郎インスパイア系ラーメン。「九州=豚骨ラーメン」の常識を覆す美味しさです!

スタグルを食べるだけでも、スタジアムに行く価値があると言っても過言ではありません!

行動範囲が広がる

Jリーグのサポーターになると、対戦相手のスタジアムで試合をする「アウェイゲーム」にも行くようになり、行動範囲がぐっと広がります。

アウェイゲームはスタジアムに行くサポーターの人数が少なくなるので、いつも以上に応援に熱が入ります。

私は今年、サガン鳥栖を応援しに千葉と山口に行きました。どちらもアウェイの地で勝利を納め、「応援しに来た甲斐があったなぁ」と感動しました!(※上の写真は山口のスタジアムです)

試合以外でも、相手チームのスタグルを食べたり、マスコットと触れ合ったりするのも楽しいポイントです!

いろんな人と仲良くなれる

Jリーグにハマると、いろんな人と仲良くなれます。ここでいう「いろんな人」とは、次のような人たちです。

  • 職場以外の人
  • 自分と異なる地域に住んでいる人(県内・県外・国外を含みます)
  • 自分と異なる性別の人(Jリーグのサポーターの男女比は体感6:4くらいです)
  • 自分と異なる世代の人(筆者も40代~50代くらいの人とよく話しています)
  • ほかのチームのサポーター(SNSだけでなく、スタジアム内で仲良くなることもあります)

この人たちの共通項は「サッカーが好きたったそれだけ!

スタジアムで会っても基本サッカーのことしか話さないから、普段どこで何をしているか分からない人も多いです。

Jリーグは地方特有の狭い人間関係で悩んでいる人や、私のように普段リアルで人と会う機会が少ない人にもおすすめです!

今まで以上に地元が好きになる

Jリーグのサポーターになると、今まで以上に地元が好きになります。

私が生まれ育った佐賀は、九州で最も影が薄い県です。東は九州一の大都会・福岡、西は九州屈指の観光地・長崎と、キャラが濃いお隣さんに囲まれています。

さらに、大分なら温泉、熊本なら熊本城、鹿児島なら桜島のような目立った観光地や、宮崎のマンゴーのような名産品も、パッと思い出せる人は少ないでしょう。

そんな県民でさえ「なんもなか(何もない)」と自虐する佐賀だからこそ、地元チームのサガン鳥栖が勝つと、とても嬉しいのです。

とくにライバルチーム「アビスパ福岡」や、資金力のある首都圏のチームに勝ったとき、その喜びはいつも以上です!

また、ほかのチームのサポーターが試合ついでに佐賀を観光したり、スタジアムやスタグルの良さをSNSで拡散したりすることもあります。

サガン鳥栖を通じて、今まで気づかなかった佐賀の魅力に気づかせてもらえるのです。

そうだ スタジアム、行こう。

「そうだ スタジアム、行こう。」

この言葉の元ネタは、JR東海が生み出したキャッチコピー「そうだ 京都、行こう。」です。

このキャッチコピーには、「新幹線に乗って、気軽に京都に行ってほしい」という想いが込められています。

Jリーグのスタジアムなら、新幹線に乗らなくても車や電車、あるいは自転車や徒歩で行けます。

もっと身近に、手軽に、非日常を楽しめる

これがJリーグの魅力です。

サッカーファンではない人に「趣味はサッカー観戦です」と言うと、「スタジアムは敷居が高い」「ファンが怖い」と言われることもありますが、決してそんなことはありません。

サッカーのルールなんて分からなくてもいい、最初からゴール裏に行かなくてもいい。スタグル目当てでも、イケメン選手目当てでもいいのです。

身近にある非日常を楽しみたいなら…「そうだ スタジアム、行こう。

この記事を読んで、スタジアムに行ってみたいと思っていただけたら幸いです!

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