【ポジティブな言葉の魔法】4歳の娘に教わった「大好きだから」で変わる世界の見え方

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「〇〇ちゃんのこと大好きだから」

最近、4歳の娘がよく口にする言葉です。

たとえば、夏に蚊に刺されたとき。
「〇〇ちゃんのこと大好きだから虫さんチクンするんだね」
と、まるで“自分が愛されている証拠”のように受けとめて笑っている姿。

鳥が近くで鳴いていたときも、「大好きだから会いにきたんじゃない?」と目を輝かせる。

大人からすると「えっ、そんなふうに思うの?」
と驚くような発想なのですが…

娘は自然に“自分に向けられた好意”に変換している。

そんな、娘の「大好きだから」という魔法の言葉は、どんな出来事も愛されるストーリーに変えてしまうのです。

目次

子どもの言葉に気づかされること

大人になると、どうしても「困ったこと」「不安なこと」に目が向きがち。
蚊に刺されれば不快だし、鳥の声もときには騒がしく聞こえます。

けれど娘は、同じ出来事を「大好きだから」というフィルターを通して見ている。
その視点に出会ったとき、私はハッとしました。

「出来事そのものよりも、どう言葉を選ぶかで世界の見え方は変わるんだ」と。

「かゆい」も「うるさい」も事実。
けれど「大好きだから」と言い換えた瞬間に、不快さはやわらぎ、むしろうれしさにすら変わっていく。

言葉の持つ力を、娘が見せてくれている気がします。

ポジティブは自分もまわりも軽くする

子どもの「大好きだから」は、ただの言葉遊びではなく、周りの空気をやわらかくする不思議な力があります。

「かゆくて嫌だね」と返すよりも、
「そうか、虫さんに好かれちゃったんだね」と笑い合うほうが、なんだか楽しい気分になりませんか?

ポジティブな言葉は、自分だけでなくまわりにいる人の気持ちまで軽くしてくれるんだと感じます。

大人だからこそ言葉を選びたい

日々の暮らしの中で、思い通りにならないことはたくさんありますよね。
つい「なんで私だけ…」というきもちになることも。

泣き声にイライラしたり、片付けても片付けても散らかった部屋にため息をついたり。

でも、娘の「大好きだから」を思い出すと、ふっと力が抜けるんです。

これをちょっと別の角度から見たら、違う意味になるかもしれない。
そう思えるだけで、気持ちはちょっと軽くなる。

ポジティブであることは無理に笑うことではなく、言葉の選び方を変えてみること。
そうすれば日常は、少しずつ明るい色を帯びていくのかもしれません。

「大好きだから」を大切に

子どもって、時に大人よりも前向きで柔軟ですよね。
私にとって娘の「大好きだから」は、まるで魔法の言葉のよう。
だからこそ、私も意識的にポジティブな言葉を選んでいきたいと思います。

「大丈夫」
「ありがとう」
「大好きだから」

そんな言葉が増えれば、きっと心はもっと軽やかになるはず。
言葉の選び方ひとつで、毎日はもっとやさしい色に変わるんじゃないでしょうか。

娘がくれたこの“魔法の言葉”を、これからも大切にしていきたいです。

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