フリーで仕事をしていると、ChatworkやSlackなど、複数のチャットツールを使い分ける場面が増えてきます。
その中で、最近少し気になっていることがあります。
名前の後に「さん」を付けるかどうかです。
Chatworkでは、相手を選択すると自動で「〇〇さん」と表示されますが、Slackではハンドルネームだけが表示される仕様になっています。
そのため、Slackでは「さん」を付けるかどうかが、人によって分かれている印象があります。(というか、ほとんどいないかも?)
私自身、最初は特に意識していませんでした。
ただ、数年前に知人から「業務委託の相手に、Slackでさん付けしないのは失礼だと指摘されたことがある」という話を聞いてから、なんとなく付けるようになりました。
それ以来ずっと続けているのですが、最近になって、少し考えるようになりました。
複数人へのメッセージで「さん」が増えると読みにくくなる
たとえば、複数人に向けてメッセージを送るときです。
「〇〇さん、△△さん、□□さん」と並べると、どうしても文字量が増えてしまい、少し読みにくく感じることがあります。

また、Slackでは名前が青色で表示されるため、「さん」を付けると、その部分だけ黒字で少し浮いて見えるようにも感じます。
一つひとつは小さな違いですが、メッセージ全体で見ると、少しだけノイズになっているように思えるのです。
とはいえ、一度付けるのが習慣になると、外すタイミングも難しいものです。
急にやめたら、相手に違和感を持たれるのではないか、と考えてしまいます。
返信の速さや言葉選びのほうが印象に影響しやすい
一方で、やり取り全体を振り返ると、敬称の有無よりも、返信の速さや、相手の温度感に合わせた言葉選びのほうが、印象に与える影響は大きいように感じます。
たとえば、丁寧な敬称を使っていても、返信が遅かったり、やり取りにズレがあったりすると、印象が良くなるとは限りません。
反対に、「さん」を付けていなくても、やり取りがスムーズで、相手に配慮したコミュニケーションができていれば、特に気にならないことも多いように思います。
「さん付けしないと失礼」と言われた話がきっかけだった
そもそも私が「さん付け」を意識するようになったのは、知人から聞いたある話がきっかけでした。
業務委託でやり取りをしていた相手から、「Slackでさん付けしないのは失礼だ」と、複数人の入っているチャットでしっかりと怒られたそうです。
それを聞いて以来、なんとなく付けたほうがいいのかなと思い、そのまま習慣として続けてきました。
なくて怒られることはあっても、あることで気分を害することはないだろうという感覚で、とりあえず付けておこうと思ったのが正直なところです。
やり取りを振り返ると、別の原因もあったように思う
ただ、その話をしてくれた方とのやり取りを思い返すと、少し見え方が変わってきました。
その方はX(旧Twitter)で知り合ったフリーランス仲間で、当時はLINEでやり取りをしていたのですが、基本的には必要なときだけ連絡が来て、それ以外の期間はブロックされているような状態でした。
一度、確定申告について電話で相談を受けたあとに、少し補足したいことがあってメッセージを送ったことがあったのですが、数日経っても返信がありませんでした。
不思議に思って確認してみたところ、突然ブロックされていたのです。
後日連絡があった際に理由を聞いたところ、「恋人に見られると怒られるから、LINEの異性の友達はそうしている」とのことでした。
「これって税金払わないといけないの?」「SNS運用で投稿する文章を添削してよ」といった相談の電話が突然かかってくることもあり、今思うと、なかなか自由なスタイルで活動されていた方でした。
こうしたやり取りを振り返ると、「さん」を付けるかどうかよりも、コミュニケーション全体の印象で相手の気分を悪くしてしまい、彼は仕事相手を怒らせてしまったのではないか…と思います。
まとめ
細かいところではありますが、こうした小さな違いも、積み重なるとコミュニケーションの印象に影響してきます。
ただ、「さん」を付けるかどうかだけで印象が大きく変わるわけではなく、やり取り全体のバランスのほうが重要なのだと思います。
とはいえ、どちらが正解かは状況によって変わりますし、明確なルールがあるわけでもありません。
少なくとも私は、まだしばらく「さん付け」は続きそうです。(笑)

